NPO法人健康と温泉フォーラムは医療、環境、施設等、温泉保養地に関わるあらゆる分野における専門家を中心とした団体です。
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あなたの入浴法は正しいですか?ホームバス入浴法 vol.4
-温冷交代浴と打たせ湯-
■冷え症の人にお勧めしたい、お湯と冷水の温冷交代浴
温冷交代浴





バケツに40度前後の湯と水を用意し、特に手や足など冷える末端の部分を交互に浸します

 熱い夏でも手足や腰が冷えるという人は多いもの。近ごろは冷房の影響もあり、一年を通じて冷え症に悩まされている人が増えています。熱めのお風呂に入ってやっと全身が温まるという冷え症の人に、さらに効果的な方法が温冷交代浴。その名の通りお湯と水を交互に使う方法です。まず湯に入り、次に水浴します。手足だけ冷えるという人は、バケツなどに湯と水を用意して手だけ、足だけをつけることを繰り返します。血管反応を強め持続させるためには、最後に湯を使うように。
 温冷交代浴は、40度前後の湯と水の温度差による刺激で血管反応を高め、冷たい水をかけたあと、以前より皮膚血管が拡張されるために冷えにくくなります。

■肩こりや筋肉痛、腰痛などに、シャワーやホースを利用して打たせ湯を
 肩こりや腰痛には、40から42度くらいの中温で長時間温浴するのが効果的。温熱で血液の循環が良くなり、筋肉や関節の緊張がほぐれます。また、患部への直接の刺激によって効果を促す、うたせ湯もお勧め。シャワーやホースを使って肩や腰に直接湯をあて、物理的な水の刺激と、温熱効果によって血液循環を促し、こりや痛みを緩和させる方法です。シャワー口やホース口の近づけ方で水圧を変化させるのもいいでしょう。足の裏などへのマッサージにも最適です。


●打たせ湯

足の疲れや疲労に、足の裏への打たせ湯がお勧め。ホースあるいはシャワーを使って、足の裏に湯を。すべらないように腰かけて行いましょう


一点に対しての圧力を高めたいなら、シャワーよりもホースが効果的です。長めのホースを浴室に用意しておき、なるべく高いところから注ぐと効果的


肩や腕なら、蛇口から出した湯にコリや疲労の部分をあてます。心臓から遠い末端の部分から徐々にあてていけば、血行促進にさらに効果的です。水量で水圧を調整することも可能です



入浴をより豊かで楽しいものにするために、ハーブバスを始めませんか?
ハーブは生でもドライでもOK。1回につき、10gから20gが目安。
湯舟に浮かべてもいいけど、後の掃除が大変なのでガーゼなどの小袋があると便利です。
沸かすタイプのバスなら水の状態のときから、お湯を注ぐバスなら蛇口に袋をつるしておきます。

ローズマリー
地中海沿岸原産のシソ科の落葉低木。爽やかですがすがしい香りが特徴。鎮静作用があり、疲れた神経を休める。
また、血行をよくしたり、フケの防止、養毛効果もあるので、ヘアケアにも適している。

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