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【 温 泉 の エ ビ 】 ■珍しい「エ ビ」のお話を始めましょう。 と云っても、普通の「エビ」ではありません。 何と熱〜い温泉水に生育する不思議な「エビ」です。 データーを示します。 (顕微鏡写真) ■生育地 ・南米ペルー北部の町 カハマルカ「バーニョス・デル・インカ温泉」 ■温泉水 ・源泉温度 78℃ ・PH=7.0 ・溶存物質(520mg/l) ・透明、ややイオウ臭あり ・泉質(単純温泉に相当〜Na+,Ca2+,HCO3?,Cl?等の成分含有) ■エビの特徴 ・通常生育環境 40〜50℃の温泉水 ・茶褐色 ・約2〜4mm ■エビの種類 ・ハイレーラ(ヨコエビの一種) ■私は今までに3回、温泉地を訪れてエビを観察してきましたが世界でもここの温泉地だけに生育しているといわれている珍しいエビです。 現地の人に「いつ頃から生育しているのですか?」と訪ねたら「ず〜と大昔から」と云ってました。彼等には特に興味はないようですね。 ペルーの温泉、エビのお話に興味のある方は 『アチチ君の温泉教室』を御覧下さい。 ( 発行:民事法研究会 定価:1500円(税別) TEL:03(5351)1571 ) |
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