| バスルーム |
| [ヘアー関連商品] |
| ┌ | ヘアーシャンプー★ | ||
| ├ | ヘアーコンディショナー(ヘアーリンス)★ | ||
| ├ | ヘアートリートメント | ||
| ├ | スカプルケア | ┬ | 育毛剤 |
| │ | └ | ヘアートニック | |
| ├ | 除毛剤 | ||
| ├ | 染毛剤 | ||
| └ | パーマネントウエーブ剤 | ||
| ★今回はヘアーシャンプーとコンディショナーの内容成分について、少し専門的になりますがチェックしてみました。 化粧品には全成分表示がしてあるので、日頃、使用しているシャンプーの成分を参考までに御覧になるといいでしょう。 |
| ★ヘアーシャンプー |
| ■ コア機能は洗浄性(泡立ち,機能性,安全性等) |
| 洗浄基剤は、各種界面活性剤が使用され、ラウリル硫酸ナトリウムPOEラリルエーテル硫酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド両性界面活性剤,アミノ酸型活性剤,石鹸等が使用されます。 |
| ■ 高コンディショナー性がポイント |
| 『髪を傷めず、パサツキをおさえ、潤いを与え、すべりやすさ、なめらかさを与える』 |
| □ コンディショニング剤の例 |
| カチオン化した高分子、油剤 -(カチオン化セルロース、カチオン化グアガム、ポリ塩化ジメチルアンモニウム、ポリビニルピロリドン4級アンモニウム等) |
| シリコーン -(ポリエーテル変性シリコーン、高重合ジメチルポリシロキサン等) |
| タンパク質加水分解物 |
| カチオン性界面活性剤等 |
| ★ヘアーコンディショナー(ヘアーリンス) |
| ■ もつれやからまりをなくし、濡れている状態では摩擦力を低減し、油性感のあるすべりやすさを与え、くし通りをよくして静電気を防止する等の機能性を有する。 |
| ■ 基本的には4級アンモニウムタイプのカチオン性活性剤が毛髪上に静電気的に吸着しリンス効果を発揮する。 |
| □ リンス効果はアルキル基の長さに依存する。 -(リンス効果にはC16/18モノアルキルタイプの4級型活性剤が多く使用されている) |
| □ 感触性向上の目的で高級アルコール、シリコーン誘導体、エステル類、パラフィン類等を使用する。 |
| 機能性素材としては次のような成分が配合されます。 |
| ■ 殺菌剤 |
| □ ジンクピリチオン,ヘキサクロロフェン,ハロカルバン,トリクロロカルバニド,トリクロサン,ヒノキチオール,二硫化セレン,ウンデシレン酸,サリチル酸等 |
| ■ 角質溶解剤 |
| □ サリチル酸,イオウ,レゾルシン,チオキソロン等 |
| ■ 抗炎症剤 |
| □ グリチルリチン酸ジカリウム,β-グリチルレチン酸,アラントイン等 |
| ■ 皮膚刺激剤/清涼化剤 |
| □ メントール,カンフル,サリチル酸メチル,トウガラシチンキ,カンタリスチンキ,チモール等 |
| ■ 抗ヒスタミン剤 |
| □ 塩酸ジフェンドラミン等 |
| ■ その他 |
| □ ビタミンE,各種植物エキス等 |
| [ヘアシャンプー 処方例] |
| 成分名 | 配合比(%) |
| POEラウリルエーテル硫酸塩(界面活性剤) | 35〜40 |
| ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(界面活性剤) | 5〜10 |
| ラウリルメチルアミノ酢酸ベタイン(界面活性剤) | 5〜10 |
| 酢酸dl-αトコフェロール(抗酸化剤) | 適量 |
| フェノキシエタノール(殺菌剤) | 適量 |
| ホホバ油(保湿剤) | 適量 |
| パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤) | 適量 |
| パラオキシ安息香酸エチル(防腐剤) | 適量 |
| エデト酸二ナトリウム(金属封鎖剤) | 適量 |
| 香料 | 適量 |
| 色素 | 適量 |
| クエン酸(pH調整剤) | 適量 |
| 精製水にて | 100部とする |
| [ヘアリンス 処方例] |
| 成分名 | 配合比(%) |
| 塩化ステアリルジメチルアンモニウム(カチオン界面活性剤) | 1〜2 |
| セタノール(高級アルコール) | 4〜6 |
| ポリオキシエチレンラノリン(保湿剤) | 1〜2 |
| ヒマワリ油(保湿剤) | 0.1〜0.3 |
| パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤) | 適量 |
| 香料 | 適量 |
| 酢酸dl-αトコフェロール(抗酸化剤) | 適量 |
| 色素 | 適量 |
| 精製水にて | 100部とする |
| [リンスインシャンプー 処方例] |
| 成分名 | 配合比(%) |
| 2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(界面活性剤) | 20〜30 |
| ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム(界面活性剤) | 15〜20 |
| ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(界面活性剤) | 10〜15 |
| ジステアリン酸エチレングリコール(パール化剤) | 1〜2 |
| シリコーン(コンディショニング剤) | 3〜5 |
| PH調整剤(塩酸、クエン酸等で約5〜5.5に調整) | 適量 |
| 塩化ナトリウム(粘度調整剤) | 適量 |
| 殺菌、防腐剤 | 適量 |
| 香料、色素 | 適量 |
| 精製水にて | 100部とする |
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