バスルーム |
[目的別健康入浴法] |
目的別の入浴法を正しく知ったうえで毎日の入浴を家庭で手軽にできる健康法のひとつとして取り入れ、各種の入浴剤も上手に使いましょう。 |
(1) 肉体的疲労回復に |
スポーツや仕事による筋肉疲労を回復するためには高温長時間浴をおこないます。43〜44℃の熱めの湯に約10分入り疲れをとります。 強めのシャワーをあてるのも効果的です。 充分な睡眠時間も心がけましょう。 |
(2) ストレス、精神的疲労回復や不眠症に |
微温長時間浴をおこないます。40℃前後のぬるめの湯に入ることにより副交感神経を活性化し心身ともにリラックスできます。 就寝前の入浴が効果的です。 |
(3) 肩こり、腰痛に |
40〜42℃の中温長時間浴をおこないます。温熱により血液循環がよくなり、筋肉や関節の緊張がほぐれ、患部の炎症が緩和されます。 症状の重いときは半身浴や部分浴が効果的です。 (但し、ぎっくり腰などの急激な痛みの場合は暖めず、冷やします) |
(4) 冷え性に |
温冷交代浴をおこないます。40℃前後の温浴とシャワーなどを利用しての冷水浴を交互にくり返すもので血管反応がよくなり、冷水をかけた後は以前より末梢血管が拡張されるため冷えにくくなります。 |
(5) 足のむくみ、疲れに |
40℃前後のややぬるめの湯に首まで浸かり(水圧の原理を利用)長時間入浴します。 |
(6) 高血圧症、心臓病に |
37〜40℃で毎日、一回、15分までとします。半身浴が最適です。 (但し、下の血圧が110以上、上の血圧が180以上の場合や眼底出血のある場合には入浴を避けます) |
(7) 低血圧症に |
高温浴が適しています。42〜43℃の熱めの湯に2〜3分入って上がり、また入るという入浴を2〜3回くり返すと、心肺機能をたかめ、皮膚を刺激して血液循環を改善し症状を軽くします。 |
(8) 運動不足解消に |
温度刺激をくり返す高温反復浴をおこないます。約43℃の熱めの湯に3〜4分入り、汗がでてきたら出て2〜3分休息し、汗がひいたら又入り、これをくり返します。 |
(9) 美肌作りに |
40〜41℃の微温浴をおこないます。皮膚に適度な刺激を与え、皮脂や毛穴の汚れを落とし、皮脂腺の分泌を促し、潤いのある素肌を作ります。 |
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