NPO法人健康と温泉フォーラムは医療、環境、施設等、温泉保養地に関わるあらゆる分野における専門家を中心とした団体です。
駿河酔太郎よもやま話 バスルーム

入浴剤の安全性

1)人体への安全性
 *皮膚への刺激
多くが医薬部部外品として厚生労働省の承認許可を得て販売されているが
入浴剤はいずれも使用前例のある成分や安全性が確認されている成分から構成されており原料及び最終商品でたとえば皮膚刺激テスト等を実施し安全性を確認している。
(但し一般の化粧品等と同様に皮膚叉は体質的に異常がある場合には医師に相談のうえ使用する。又使用中、使用後に発疹、かゆみ等が現れた場合には使用を中止し医師に相談することが必要である)

 *眼に入った場合
入浴剤を溶かしたお湯が眼に入った場合、通常の濃度であれば心配はいら 
ない。(眼粘膜刺激試験等を実施している)

 *誤飲した場合
入浴剤を溶かしたお湯を誤って飲んでしまった場合、特に問題はない。大量の場合には水を飲ませて吐かせる等の処置をしてすぐに医師に相談する。(経口急性毒性試験等を実施している)


2)水環境への影響
入浴剤の種類により生分解性は差があるが殆どは60%以上の生分解性を示している。(これは石鹸や高級アルコール系活性剤と同レベルと考えられる)


3)動植物への影響
使用した残り湯を観賞用魚類等の水として使用したり植木、植物にかけたりするのは避ける。(入浴剤の成分により影響がでる場合が考えられる)

(参考資料:「にゅうよくざいハンドブック」浴用剤工業会)

バスルーム


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