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素肌の美しさを誇れる女性になる vol.3 -入浴後のアフターケア- |
■足の裏は健康を左右する要。軽石を使って刺激して |
ふだん狭いハイヒールの中に閉じ込められ、全体重を支えている足の裏。固く、ヒビ割れたりしていませんか?これは、細胞と細胞の間にあるケラチン質が増え、老化したことによるもの。たかが足のヒビ割れ・・・人目につかないからと放っておくのは美意識には程遠いものです。足の裏は、全身の健康を左右するツボが集中している大切なところ。あなどれません。 とくにかかとの部分は皮脂腺が少なくて、角質が硬くなりやすいところです。温泉に入ったら手でよくマツサージしたり、軽石を使ってこするのも有効です。入浴をしたあとは、皮膚がやわらかくなっているので、角質のお手入れチャンス。専用の角質とりクリームなども強い味方です。 また岩風呂など、湯舟の底のゴツゴツしたところを利用すれば、角質を除去しながらツボを刺激することになり、血行をよくすることにもなります。このように、ちょっとした工夫で指圧風プッシュ体操が手軽にできるってわけ。 かかとだけではなく、ヒジやヒザのお手入れも念入りにしたいものです。あと何よりも大切なのが、お風呂上がりのアフターケア。肌があたたまって、角質の水分が蒸発しないうちに、全身に栄養クリームをすり込んで、湯上がりマッサージしてあげたい。 |
■もっと肌をきれいにしたいなら、温泉水をパッティング |
飲んで良し、浸って良しの温泉ですが、もうひとつ忘れてはならない効能があります。それは、皮膚からその化学成分を吸収しているということ。ですから、温泉に入った後で真水を浴びるのは絶対タブー。むしろ、入浴後は皮膚に少し温泉に含まれる成分を残すように心がけるのが、正しい温泉の入り方。 それには化粧水をパッティングするように、温泉水をコットンに含ませて顔やボディに軽くたたきつける方法が効果的です。 これらの原理を生かした温泉成分配合の化粧品も誕生しており、最新の美容法としては見逃せません。 温泉水が美容にいいからといって、温泉地から持ち帰って使おうとしてもムダ。温泉水はまさに自然の恵み、生きたアクアなのです。 こんな場合に役立つのが温泉成分配合のスプレー式ウオーターというわけ。肌への収れん、保湿効果があり、天然のミネラルが肌の自然の美しさをバランスよく保ってくれます。 湯上がりのほてった肌にスプレーしたり、紫外線でほてった肌にシュッとひと吹きすれば、ほてりも鎮まります。夏などは冷たくひやしておき、コットンにたっぷり含ませてひんやりパックしたり、全身をパタパタとパッティングしたりすると効果的です。 自宅に居ながらできる温泉美容法をぜひ試してみたい。 深まる秋には、格調高い美しさで、香りも優雅な菊湯をお勧めします。菊の花と葉を湯に浮かべます。菊の花にはクロロフィルがたくさん含まれていて、抗菌作用から切り傷、擦り傷にも効果的です。 |
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