Dear Ladies

ストレスを解消し表情イキイキの女性になる　vol.2 -三浴で美しさパ-フェクト-

■温泉浴(水浴)・日光浴・空気浴

日光(太陽光線)には、紫外線と赤外線が含まれており、特に赤外線は身体の皮下組織にまで浸透して温めます。さらに、毛細血管を広げ血流を良くするので、このため新陳代謝が盛んになり健康な肌を作ります。また、肌に悪いと考えられがちな紫外線は、皮膚に化学作用を起こし、ビタミンDを作り、カルシウムやカリウムを増加させ、殺菌効果ももっています。 　空気浴には、海・山・森林とそれぞれ特有の効果があります。湿気や海塩粒子を含んだ海の空気は、呼吸機能を高めます。 　山の空気は酸素分圧が減少し、必要な酸素を摂ろうと赤血球・血色素を増加させます。そのうえ、呼吸、循環機能の動きも活発にします。 　森林内は、樹木や樹葉から発散される揮発性物質によって空気が洗浄にされています。このように温泉を取り巻くさまざまな環境には、空気・日光・水という、美しさを極める根源が溢れているといえます。 　三浴をバランスよく有効的に取り入れるためには、露天風呂がより効果的です。三浴のすべての要素を兼ね備えているうえ、豊かな自然に対する視覚的な感動や精神的な開放感もバッチリ。人間がもっとも人間らしく、自然でいられる完壁な環境といえるでしょう。 　さらに、近くに水しぶきをあげて流れ落ちる滝があればいうことなし。滝つぼから舞い上がる水滴は空気中のプラスの電気を帯びるため、周囲の空気はマイナスの電気を帯び、この特別な大気が私達の副交感神経の活動を高めてくれるのです。したがって、ストレスにより興奮していた交感神経が鎮まり、落ち着いたいい気持ちになれます。 　少なくとも3泊4日。こんな環境の中に身を置くと、ストレスは自然に減り、ホルモン中枢や自律神経が程良く刺激を受けて、狂った神経回路も正常になり、イキイキとした明るい表情を取り戻せるでしょう。 　めまぐるしく変化する現代社会で暮らす私達にとって、精神疲労やストレス解消法は深刻な問題。日頃から充分な睡眠、運動不足を解消する生活のリズムを身につけ、さらに定期的に三浴が吸収できる自然環境へ出かけていき、心も身体も休める時間を持つようにしましょう。

お花見で春を満喫。お風呂にも春を持ち込みませんか。桜の花びらを入れると、湯上がりの爽快感は格別。桜の葉を入れると香りを楽しめ、あせもに効果的と言われています。桜湯ってコトバも素敵ですね。

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