Dear Ladies |
温泉 テルメ Q&A vol.1 |
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お湯に浸って宴会をして・・こんな具合に軽い気分で温泉に出かけていませんか。でも温泉には身体にいいことが山ほど。基礎知識を頭に入れ、目的を決めて温泉に出かけた方が得。 |
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■Q1.温泉に行こうと思うけど、どう選んだら一番いいのかしら? |
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□A1.昔から湯治場として利用されて、病気、特に慢性の病気に対して効果的であるほか、病気予防、健康作りのためにも役立つ温泉。こうした効果を考慮したうえで、自分自身の目的に合わせて選ぶといいでしょう。 温泉を利用する目的には、休養、保養、療養の三養があります。休養はストレスや疲れをとって気分転換することが目的ですから1、2泊程度。保養は、さらに体力の増進をはかり病気を予防するために3日から1週問。療養は慢性病を治したり、治療効果を期待するわけですから、少なくとも3、4週間の滞在が必要です。そのほか機能回復のためやリハビリテーションの利用もよいでしょう。 休養、保養ならそれほど泉質にこだわらず、テニスやスキー、風物観賞など趣味を生かしたプランをたて、あとは予算、交通、好みで温泉地を選びましょう。 |
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■Q2.泉質以外に、温泉地の環境によって効果が違うのでしょうか? |
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□A2.温泉にはさまざまな化学成分が溶け込み、その成分によって効能が違います。含有成分による効果とは、温泉中のガス、イオンなどが入浴や飲泉によって体内に吸収されて現われる薬理学的なもの。泉質に関係なく現われるもうひとつの効果に、変調効果があります。これは、体内に吸収された温泉成分の刺激によって自律神経を調整し、分泌されるホルモンの作用で身体 全体の調子を変えて病気を治していく効果であり、温泉の本質的効果として重要視されています。また忘れてはならないのが転地効果。温泉地の気候風土がもたらす気象や自然環境の影響です。これらの効果が温泉そのものの効果に加わり、この総合的効果を温泉地効果といいます。 温泉地が海岸、山、高原、渓谷、川、森林などにあることにより、それぞれ特有の効果が認められます。 海浜に近い温泉地は、どこまでも続く水平線と明るい日射しが、精神的やすらぎを与えてくれるので、食欲が増進されます。また湿度が高く塩分を含む空気が豊富ですから、皮膚血行を促進し、新陳代謝も活発に。紫外線の量も多く、骨に必要なビタミンDの形成にも効果的です。 山の温泉は、雄大な自然との対話で快い開放感を得られるだけでなく、海抜が高くなると気圧淡低下して空気が乾燥し、紫外線が豊富という環境因子が療養効果を高めます。気圧が下がれば血色素や赤血球が増え、呼吸運動が活発となって肺活量が増えます。また鉄分欠乏性の貧血にも有効です。 森林には、森林浴として注目を集めているように、特有の環境がつくられています。森林内に入ると木々の香りが気分をやわらげますが、これは植物が自分を襲う細菌やカビ、原虫類から身を守るために発散するフィトンチッド効果によるもの。そして光合成によってより多くの酸素が放出されているので、健康増進に最適です、また緑の樹木によって紫外線が遮られるので、紫外線による肌への刺激が少なく、ソフトな日光浴が可能です このほか規則正しい食生活に新鮮な山の幸、海の幸を取り入れることも大切でしょう。 |
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入浴をより豊かで楽しいものにするために、ハーブバスを始めませんか? ハーブは生でもドライでもOK。1回につき、10gから20gが目安。 湯舟に浮かべてもいいけど、後の掃除が大変なのでガーゼなどの小袋があると便利です。 沸かすタイプのバスなら水の状態のときから、お湯を注ぐバスなら蛇口に袋をつるしておきます。 |
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