Dear Ladies |
温泉 テルメ Q&A vol.5 |
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お湯に浸って宴会をして・・こんな具合に軽い気分で温泉に出かけていませんか。でも温泉には身体にいいことが山ほど。基礎知識を頭に入れ、目的を決めて温泉に出かけた方が得。 |
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■Q9.全身浴のほかに、部分浴も効果的な方法と聞いたのですが・・ | ||
□A9.全身浴は、首から下全部を湯につけるので、湯の圧力、温度などの刺激は全身にかかってきます。このため高血圧の人や、心臓の弱い人などには負担がかかりすぎてよくないので、部分浴にしましょう。 部分浴には腰湯、足湯、歩行浴などがあります。腰湯や足湯は、温熱と水圧の作用によって入浴部分の血流を改善します。これは体力の弱っている人でも入浴可能で、冷え症、婦人科疾患、下肢の血液循環不全に効果があります。 歩行浴は温泉部分浴と運動療法の併用になります。湯と水によって交互に温度を変える反復刺激にすると、さらに効果的。また打たせ湯も肩こり腰痛の症状緩和に効果的です。「湯の」と言われる打たせ湯は、立ったり座ったりして湯圧を加減し、一部分5から10分ぐらいにします。 |
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■Q10.淡水の滝が近くにある温泉に行くのですが、特別な効果はあるの? |
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□A10.前にも述べたように、温泉には、含有成分による薬理的効果と変調効果、それに加えて環境因子による効果があります。 滝の流れている場所といえば、森林など、大自然にかこまれたたいへんよい環境です。流れ落ちる滝の音が気分をリラックスさせ、森林の香りと水の香りもまた精神的な落ち着きを与えてくれるでしょう。そのほかにも、滝や波しぶき、渓流など、水しぶきの上がる付近の空気中には、マイナスイオンが多く発生し、精神を安定させるとともに、呼吸機能を高めるレナード効果があります。 滝の落ちる付近にある温泉露天風呂なら、森林浴、空気イオン浴、温泉浴と、一石三鳥の効果が得られるわけです。また、温泉の湯と、滝の冷水を利用して、温冷の交代浴ができることにもなります。このようなことから、滝のある温泉地は、利用の仕方によってはバラエティに富んだ温泉地といえるでしょう。同じ滝でも、温泉湯滝のある温泉地もあり、この場合は、打たせ湯として利用することができ、肩こり、腰痛に効果的です。 |
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入浴をより豊かで楽しいものにするために、ハーブバスを始めませんか? ハーブは生でもドライでもOK。1回につき、10gから20gが目安。 湯舟に浮かべてもいいけど、後の掃除が大変なのでガーゼなどの小袋があると便利です。 沸かすタイプのバスなら水の状態のときから、お湯を注ぐバスなら蛇口に袋をつるしておきます。 |
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