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イタリアの注目のSPAデザイン、設計会社 イタリアで活躍するSPA専門の設計デザイン会社を紹介する。 |
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Mauro Biagi(マウロ ビアジ)設計・デザイン事務所
古代ローマ浴場の再現(ローマンバス) Mauro Biagiと大富桂枝夫妻のの設計上の特徴は、古代ローマ人の生み出した浴場を、最新の技術と設備でもって新解釈したことにある。古代ローマ人達は、当時の広大な地域に帝国を築くと共に、温泉の概念を各地に植え付けていった。つまり温度差、湿度差の異なる環境空間の連続した構成によってもたらされる心身への恵みと治癒効果の概念を帝国内に普及したことになる。 |
このような、古代ローマ浴場の概念を、以下の環境空間を通じて現代風にプランしているのが大きなデザインコンセプトである。
さらにこれらの環境空間へ、多目的トリートメントボックス(フェイスもしくはボディのビューティートリートメントやマッサージ、角質除去のマッサージ、エッセンシャルオイルのマッサージ等)をプラスすることで、古代ローマ浴場の概念を新鮮なものにし、現代の温泉にとってとってオリジナリティーに溢れたものにしている。スパの新解釈の鍵となるのは、上記の設備に加え、古代ローマ人が ”カラカラ浴場”と呼んだジムナジウムと浴場からなる空間つまり、フィットネス空間を現代風に解釈することである。 |
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五つのデザインコンセプト 当事務所では、ビューティー トリートメント、ハイドロテラピー、ストレスマネジング、フィットネス、ダイエットを5本の柱として、心身共の至福(wellness ,well−being)を目指したハイクオリティーの総合スパプロジェクトを展開しつつある。wellnessにたどり着く為の施設作りには、いくつかの重要な要素の組み合わせに細かい配慮を配る必要がある。設計の面から言えば、基本的な要素は、フォーム(形)、素材、色、光が上げられる。
設計の概要 Mauro Biagiと大富桂枝夫妻は又以下に列記したスパ専門プランを含め、各スパのコンセプトに沿った施設の総合プランも提案している。
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●ウォーターコース
主要スパプロジェクト実績 ● テルメ ディ サツルニア |
■お問い合せ先 Architect Mauro Biagi Interior Designer Yoshie Otomi Via Delle Farine 2 50122 Firenze Italy Tel & FAX:+39-055-2396238 E-mail:spaplan@tiscalinet.it |
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