歴史を刻んだ湯の峰と川湯温泉の真ん中にあるのが、ここ渡瀬温泉。湯治から一歩踏み込んだ、健康づくりを考えようと新しい開発の手を加えた温泉地である。豊富に湧き出る重曹泉(72℃)をフルに利用して、
・一般健康コ−ス
・ストレス解消コ−ス
・美容・肥満解消コ−ス
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と3つのプログラムを組んだ“クアハウス”(ドイツ語で、多目的温泉保養館)が中心になっている。専任のヘルスケアトレ−ナ−がいて指導相談に応じ、さまざまなスタイルの入浴を楽しんでもらおうというもの。四村川のほとり、自然がそのまま残る景観の広い高台には温泉プ−ル、トリムの広場、テニスコ−ト、バンガロ−、キャンプ場なども作られ、家族連れで楽しみながらト−タルな体力づくりのできる新名所としてデビュ−した。ひっそりとした熊野本宮温泉郷の新しい顔である。 |