那智勝浦温泉 なちかつうらおんせん
慢性関節リウマチ 慢性筋肉リウマチ 神経痛 神経炎 運動機能障害 外傷性障害の後療法 疲労回復 運動療法ほか
<所在地>和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 <交通>JR紀勢本線紀伊勝浦駅から徒歩。場所によってはタクシ−と船便いずれか <泉質>単純泉硫黄泉。含食塩硫化水素泉など様々
温泉療法医がすすめる温泉 生馬敏行 (那智勝浦町湯川温泉診療所院長 和歌山紀南地区リウマチ研究会会長 リウマチ認定医/理学診療内科/医学博士)
奇岩断崖が連なる那智海岸は"紀の松島"と呼ばれる絶景の地。その海岸の一番奥、三方山に囲まれて静かにたたずむ"ゆかし湯"と呼ぶ入江がある。望郷の詩人佐藤春夫が生涯この地を愛好して自ら名付けたものという。その"ゆかし湯"のほとりに湯川温泉診療所があった。温泉は勿論自前のもので、無色透明の弱アルカリ水素イオン泉。病院の施設もさることながら、さざ波だけの穏やかな水辺に広い緑の敷地。その環境の良さには目を見張るものがあった。