菖蒲湯 |
全草を使用。端午の節句に用いられ日本では室町時代から登場。邪気を払って健康な身体を維持しようという目的、尚武(武芸を尊ぶ)に通じるという意味で用いられてきた。
さわやかな爽快感が得られ疲労回復、冷え性、神経痛、ねんざ、皮膚病に効果がある。
[菖蒲湯の衣とくひまも匂いけり] 北 渚 |
どくだみ湯 |
全草を使用。制菌作用があるのでにきび、ふきでものに効果がある。 |
すいかずら湯 |
花、葉を使用。保温作用で腰痛、打ち身、関節炎等のほかに肌を整えあせ も等の湿疹に効果がある。 |
いちじく湯 |
葉を使用。疲労回復、血行をうながし神経痛、リュウマチ、痔に効果がある。 |
杉の葉湯 |
葉を使用。かぶれによく効きかぶれ痕が残りにくいといわれる。冷え性にも効果がある。 |
桃の葉湯 |
葉、若枝を使用。湿疹、あせもに効果がある。香りもよく赤ちゃんの沐浴等にも用いられてきた。 |
やつで湯 |
葉を使用。リュウマチ、神経痛に効果がある。 |
くま笹湯 |
葉を使用。保温作用があり肩こりによく皮膚病にも効果がある。 |