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保養地療法の実際と効果-喘息  FORUM'90より


谷崎 勝朗
岡山大学医学部教授


はじめに

 慢性閉塞性呼吸器疾患,特に気管支喘息に対する温泉療法としては,いろいろの治療法が臨床応用されている。この際,温泉療法と言う言葉の意味するところは,以下の3つに要約することができる。すなわち,1)温泉所在地の環境を含めた総合的な観点,つまり温泉そのものの効果ばかりでなく,温泉保養地の気候条件などを含めた総合的な効果を検討しようとするもので,このなかには当然,山岳気候,海洋性気候,洞窟気候などの影響も含まれる。2)温泉そのものの生体に対する影響を検討する。3)温泉水の中に含まれる成分,例えば,ヨウ素やラドンなどの特殊成分の治療効果を検討する。
 温泉そのもの,あるいは温泉の成分などによる治療法のどの要素がどのように作用するかを観察することも,温泉療法の効果をあげ,さらに温泉療法をより合理的なものにするためには,必要な検討事項である。一方,温泉療法の臨床効果を考える場合には,単一の要素による効果ではなく,その温泉地におけるいるいろの要素がからみ合って,臨床効果として現れてくることが多い。特に,温泉地療法を評価する場合には,周囲の環境因子を加味しながら検討されなければならない。

温泉地療法の概念とその評価

 気管支喘息を温泉保養地で治療する場合には,温泉の成分を含めて個々の温泉療法の臨床効果についての検討もさることながら,やはり周囲の環境因子の影響も十分考慮しなくてはならない。そして,温泉地療法は,環境因子を含めた総合的な効果として,最終的には評価されることになる。

1.温泉地療法の特徴
 前述のごとく,温泉地療法では,環境因子と個々の温泉療法が総合された形で評価される。そして,呼吸器疾患の治療に際しては,環境因子のあたえる影響は大きい。
 A.環境因子
 環境因子の影響としては,まず精神的リラックス作用が最も重要な要素となる。また,気管支喘息では,温泉地周囲の空気が清浄であることも重要な要素の1つである。呼吸器疾患の治療に適した気候条件として,山岳気候およぴ海洋性気候があげられているが,いずれの気候もそれぞれの利点を有している。(いわゆる気候療法)
 B.個々の温泉療法
 気管支喘息に対しては,いろいろの温泉療法が行われており,それらをどのように組合わせて行うかについての検討も必要となる。そして,個々の温泉療法の適切な組合わせと同時に,それに薬物療法一その種類と投与法の選択一とをどのように適合させるかの問題も検討されなければならない。一般的には,温泉療法により気道が清浄化されるため,薬物投与は吸入により行うことがより効率的である。

2.温泉地療法の作用機序
 喘息に対する温泉地療法の作用としては,以下のごときことが考えられている。
 A.アレルギー免疫反応への作用
 B.白律神経系への作用
 C.内分泌系への作用
 D.気道への作用
 E.精神的因子への作用
 これらの作用のうち,A.免疫アレルギー反応に対しては,IgE系反応の減弱傾向,減感作療法の有効率上昇,気道部位での分泌型IgA産生細胞の数的増加,抗肺抗体の低下などが,またB.自律神経系への作用では,副交感神経系の興奮性の低下,C.内分泌系への影響では,血中コーチゾール値,アルドステロン値の上昇,などが,さらに,D.気道への作用では,換気機能の改善,過敏性の低下,分泌物の粘稠性の低下などが,それぞれ報告されている。

3.温泉地療法の評価
 温泉地療法は,最終的には環境因子と個々の温泉療法の総合的な効果として評価される。しかし,場合によっては,総合的な効果,あるいは個々の温泉療法の効果として評価されることもある。また,温泉地療法の評価は,効果を出すための手段ないし方法,作用の出現する部位,効果を判定する時期,などによって判断される。
 A.総合的効果と個々の温泉療法の効果
 長期的な温泉地療法(1ヵ月から3ヵ月ぐらい)では,総合的効果として評価されることが多いが,短時目(例えば1回の温泉療法前後)の治療では,個々の温泉療法の効果として評価することも可能である。したがって,温泉地療法の評価方法として,総合的な効果と個々の温泉療法の効果とに分けて観察することもある。
 B.直接的効果と間接的効果
 1つの温泉療法を行った場合,それが気道そのものに直接影響を及ぼすなら(例えば換気機能の改善,気道の過敏性の低下,分泌物の粘欄性の低下など),その症状改善作用は直接的作用と考えることができる。一方,重症難治性喘息にしばしば見られる副腎皮質機能低下に対して,温泉療法が奏効し,副腎皮質機能が改善され,その結果として喘息発作が軽減するような場合には,その症状改善作用は間接的作用と判断することができる。同様に,自律神経系の安定化作用(特に,喘息では迷走神経系の緊張低下作用)なども,間接的作用の1つである。すなわち,温泉地療法には,直接的作用と間接的作用が見られることになる。
 C.即時的効果と遠隔効果
 1〜3ヵ月間の温泉療法により,効果が見られた場合,温泉療法終了直後の効果を即時的効果,終了1年後に見られる効果を遠隔効果として,評価することができる。この場合,遠隔効果ができるだけ高いことが望まれるが,そのためにはある種の継続療法が必要なことが多い。

温泉地療法の具体的方法

 喘息に対する温泉療法には,いろいろの種類がある。その内容は表1に示すごとくである。以下主要な温泉療法について,その概略を述べる(表1)。

表1  気管支喘息に対する温泉療法

温泉療法          対象症例
温泉プール水泳訓練     全例
入浴            全例
鉱泥湿布療法        分泌物による気道閉塞の高度
吸入療法          な症例
(主としてヨードゾル)    特に(III型)
飲泉療法          特に(III型)
呼吸体操          分泌物の粘度の高い症例
熱気浴室          全例
              分泌物による気道閉塞の高度な
              な症例、鼻閉塞

1.温泉プール水泳訓練
 当院では,室温26℃,水温30℃(冬期32℃)に保たれた温泉プール(泉質:含重曹食塩放射能泉:単純泉)で水泳訓練が行われている。気管支喘息患者は,周囲の環境の変化に敏感なため,できるだけ室温,水温とも一定に保たれた温泉または温水プールでの水泳訓練が望ましい。
 どの程度の水泳をどれくらい行うかは,発作の重症度と使用薬剤の種類およぴ量,さらには訓練期間によって異なる。重症例では,極めて慎重にしかも厳重な観察のもとに行われなければならない。喘息発作の状態が比較的安定したことを確認してから,まず5分間の水泳訓練から開始し,毎回5分間ずつ訓練時間を延長してゆき,水泳訓練時間が30分に達するまでは,休憩をいれながら泳ぐことを徹底させる必要がある。そして,30分に達するまでは,訓練中の発作出現の有無,血圧や脈拍の変動,特に不整脈が出現しないかどうかなどを観察しながら,徐々に訓練時間を延ばしていく必要がある。
 水泳の方法としては,平泳ぎが最も良く,十分に胸廓を拡げるようにしてゆっくりと泳がせる。訓練時間が30分に達してからの運動量は,それぞれの患者のその時の状態に応じて各自の判断に委ねても良いが,その場合でも泳ぐ距離は平均200m,長くても300mを越さないように指導する。一度にたくさん泳ぐよりも,少しづつでも長期間続けることがより大切である。また回数は,入院の場合は週4回,朝,夕2回の訓練,退院後は週1-2回,1日1回の訓練ぐらいが望ましい。なお,水泳の出来ない患者の場合には,水中歩行から始めると良い。

2.入浴
 やや低温(38-42℃)の温泉(単純泉)に1日1-2回湯気を吸いながらゆっくりと入る。
3.鉱泥湿布療法
 人形峠で採取した鉱泥を70-80℃にまで加熱し,布でくるんだ後(40-43℃),背中一面に湿布し,バスタオルで体をおおった状態で30分間温める。この治療法は,分泌物による気道の閉塞,特に細気管支の閉塞状態に対して有用である。

4.吸入療法
 温泉水を用いて超音波ネブライザーによる吸入が行われることもあるが,最近では専ら3種類の濃度(A:ヨウ化カリウム33.5r/1,塩化ナトリウム14.6649/1,B:ヨウ化カリウム67.0r/1,塩化ナトリウム14.6649/1,C:ヨウ化カリウム134.0r/1,塩化ナトリウム14.6649/1)のヨードカリ溶液の吸入療法が行われている。なお,ヨードゾルの吸入は,上記各液の1m1を電動式コンプレッサー付きネブライザーによって行う。この治療法は,細気管支を中心に病変が存在する喘息(細気管支閉塞型喘息)や過分泌型端息'7)119)に対して有効である。

5.飲泉療法
 温泉水を1日2回(一回200m1程度)飲むことによって,分泌物の粘稠度を低下させようとする治療法であるが,効果は不確実である。

6.呼吸体操
 胸式呼吸および腹式呼吸の練習を行い,呼吸筋の鍛練とともに,呼吸を効果的に行う方法を習得する。

7.熱気浴室
 5月初旬から1O月下旬にかけて熱気浴室(室温40℃前後,湿度75-87%)を利用した治療を行う。週1回程度であるが,鼻閉塞,分泌物による気道の閉塞状態などが改善されやすい。

8.特殊浴
 主として重曹浴を,気管支瑞息に合併してしばしば見られるアトピー性皮膚炎の治療として用いている。

温泉地療法の効果

 温泉地療法の効果は,前述のごとく,個々の温泉療法の効果と総合的効果,直接的効果と間接的療法効果,即時的効果と遠隔効果などの観点から評価することができる。そして,これらの観点は表2のごとくまとめることができる(表2)。

表2  温泉地療法の評価方法

1.即時的効果
 A.個々の温泉療法の効果
   a.直接的効果
   b.問接的効果
 B.総合的効果
   a.直接的効果
   b.問接的効果
2.遠隔効果


I.温泉療法の全般的臨床効果

1.即時的効果
 A.個々の温泉療法の効果
  a.直接的効果
 イ)換気機能の改善:温泉プール水泳訓練や,鉱泥湿布療法,ヨードゾル吸入療法などの個々の温泉療法により換気機能の改善が見られる。
 口)白,他覚症状の改善:同様に上記治療法により自,他覚症状の改善傾向が見られる。
  b.間接的作用:1回の入浴により,血中コーチゾール値が上昇する症例が見られる。
 B.総合的効果
 a.直接的効果
 イ)気道に対する作用:いわゆる総合的な温泉療法により,換気機能の改善,気道の過敏性の低下,分泌物の減少およぴ粘稠度の低下,自,他覚症状の改善などが観察される。このうち,換気機能の改善は大多数の症例において観察される。そして,この際1-3ヵ月間の温泉療法では,3ヵ月目にその改善が高度なこと,また,V25やMMFなどのどちらかと言えば細気管支領域の換気障害を表すパラメーターの改善がより明らかなこと,などが特徴的である(図1)




 b.間接的効果
 イ)副腎皮質への作用:慢性型,特に重症難治性喘息症例では,長期間にわたる副腎皮質ホルモンの投与によって,高度な副腎皮質機能低下の状態がしばしば見られる。温泉療法ではこのような副腎皮質機能の低下した状態を改善させる作用があり,副腎皮質機能の改善により,より安定した発作の軽減ないし消失状態を持続させることができる(図2)



 口)自律神経安定化作用:温泉療法により,不安定であった自律神経系の興奮状態が改善されれば,症状の改善が期待される。

2.遠隔効果
 温泉療法は,療法終了時の効果(即時的効果)と,例えば,終了1カ年後の効果(遠隔効果)の2つの観点から観察することができる。気管支喘息106例を対象に,1-3ヵ月間の温泉療法を行い,その即時的効果と遠隔効果を比較してみると,即時的効果は,80.2%に認められたが,遠隔効果は70.6%であった。そして,これらの症例を継続療法(週1-2回の温水または温泉プールでの水泳訓練)を行った症例群と行わなかった症例群に分けて検討すると,継続療法を行った症例群(47例)の遠隔効果は85.1%とかなり高い有効率であったが,一方継続療法を行わなかった症例群(48例)の遠隔効果は47.9%とかなり低い値を示した。すなわち,温泉療法の効果を持続させるためには,継続療法を行うことが望ましいと考えられる。

II.温泉療法の臨床効果と喘息の臨床分類

 気管支喘息に対して温泉療法が有効であると言っても,すべての喘息に対して同じように効果が期待できるわけではない。当然,温泉療法がより有効な症例とそうでない症例が存在する。そして,温泉療法の有効性と最も関連のあるのは,喘息の臨床病型である。すなわち,喘息の臨床病型は,以下の3病型に分類することができ,その病型によって温泉療法の有効性はずいぶん異なる。
 Ia:単純性気管支攣縮型:発作時の呼吸困難が主として気管支攣縮によると判断されるもの。
 Ib:気管支攣縮+過分泌型:発作時気管支攣縮と同時に過分泌(1日喀痰量100ml以上)をともなうもの。
 II:細気管支閉塞型:発作時の呼吸困難に気管支攣縮と同時に細気管支の閉塞状態が関与していると判断されるもの。
 前述の気管支喘息106例の,臨床病型別即時的効果は,Ia.気管支攣縮型で74.6%,1b.気管支攣縮十過分泌型で84.2%,II.細気管支閉塞型では88.3%であり,温泉療法は,Ib型やII型に対してより有効であることが示唆された。また,遠隔効果は,継続療法の有無によってかなり異なり,継続療法を行った症例の遠隔効果は,Ia型:81.0%,Ib型:88.9%,II型:87.5%といずれも高い有効率を示した。一方,継続療法を行わなかった症例では,Ia型:56.0%,Ib型:28,526,II型:55・5%で,行った症例にくらべ著明に低い有効率であった。

療法実施に必要な体制

 温泉療法を安全に,確実に,そして効率的に行うためには,治療側の体制,監視体制,そして患者の教育の問題などについて,十分な検討がなされなければならない。

1.治療側の体制
 喘息に対する温泉療法を行う場合,まず喘息の発作時病態をよく理解した医師,看護婦,および理学療法士が,1つのチームを組んで取りくむ体制が必要である。喘息の場合,呼吸困難発作が急激に出現し,しかも時には重症発作に至ることもあるため,慢性疾患に対する取りくみ以外に,急激な病態変化にも即応できる体制を作っておく必要がある。特に,発作は夜間から早朝にかけて出現しやすいため,この時間帯の体制づくりも重要である。
 次に,温泉療法に対する知識も十分養っておかねばならない。医師は当然温泉療法医の資格を持っていることが望ましい。

2.監視体制
 治療側の人数がいかに十分揃っているとしても,午前,午後2回の温泉プール水泳訓練(プール),入浴(浴室),鉱泥湿布療法(鉱泥湿布室),吸入療法(看護婦詰所),飲泉療法(飲泉室),呼吸体操(1)ハビリテーション室),散歩(訓練登坂路,または決められた散歩道)と1日中動きまわっている患者の監視を十分に行うことは不可能である。そこで,必要なところには,患者の名札をかけ,その患者がどこでどんな治療を受けているかを把握できるような体制を作る必要がある。また,緊急用のブザーの設置も必要である。当院では,看護婦詰所,外来診察室,プール室の外に名札を置き,これを患者が移動させることによってその患者の動きを把握すると同時に,プール内には3カ所緊急用のブザーを設けている。

3.教育および反省会
 喘息に対する知識や,現在どのような治療を受け,そして,それが順調にいっているかどうか,などを含めた教育および反省会を定期的に持ち,患者が治療に積極的に参加できるような体制づくりもまた必要である。当院では2週間に1度の割りでこのような会を開いている。
本論文の一部の成績は“慢性閉塞性呼吸器疾患の温泉療法に関する研究班"(公害健康被害補償予防協会委託,環境庁環境保険部保険業務関連)の研究費により得られたものである。

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