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温泉保養地環境

温泉保養地施設とサービス

植田 理彦
日本温泉療法医会顧問 医学博士


1.温泉地の現状

 わが国民の温泉地利用は湯治から始まった。農閑期、漁獲期前に温泉地に長期滞在して、農耕作業や、漁獲作業で自然との闘いに疲れた心身を癒し、来るべき労働に耐え得るための英気と体をつくっていたのである。

 温泉地に開かれる朝市で、その土地の旬の産物から栄養を取り、薬の神である薬師に日参する歩行と、湯にゆったり浸り仲間との語らいで、栄養、運動、休養の健康づくりの三要素を実践していたのである。今でいう保養である。

 温泉地利用は休養、保養、療養、リハビリテーションといわれている。日本の温泉地は経済の成長とともに、団体客を受け入れるために湯治から観光、歓楽地へと発展した。昔ながらの湯治場もその基盤に保養、療養の要素があるにもかかわらず、それを放棄して観光、歓楽へと変遷した。いっぽう、ふるさと創生事業はこぞって温泉掘削となり、新興温泉地の多くは住民の健康づくりの場から遊興施設に変貌したといえよう。

 観光とは、「風景、風物などを見物すること」であり、それによって心を慰め楽しませることである。湯治場は滞在客のために観光の要素を取り入れレジャーを楽しみながら健康を養ってきた。しかし、多くの温泉地はいつしか歓楽地へと変化した。それは団体客の華やかな頃からである。歓楽地とは「楽しく遊ばせる娯楽施設や飲食店の集まった盛り場である。」から、必然的な成り行きと思われる。

 人それぞれによって認識の違いがあるが、多くの人たちは温泉地といえば歓楽地であるとの認識であった。観光産業は衰退し温泉旅行の爛熟期を経て、団体客向きの温泉地もその影響を受け衰退している現況は、観光すなわち歓楽と認識してしまった結果であろう。

 現在に至って、温泉地が本来あるべき「癒しの場」「健康づくりの場」として見直そうとしてきたのは当然の成り行きである。温泉保養地は余暇を楽しみながら健康を養おうと訪れる場所であり、そのための観光地でもある。選ばれた温泉地が「現代湯治場」としてこれから発展していくには、温泉入浴施設と入浴プログラム、その土地の各施設の利用プログラム、指導者、アドバイザーなどのマンパワー、宿泊施設を始め提供食事などのサービスが大切な要素となる。


2.温泉地利用の休養・保養・療養

 温泉地利用の立場から、私は休養・保養・療養を次のように考えている。

 現代の健康阻害要因のうち、社会環境の複雑から生まれるストレスが問題になっている。持続するストレス、大きなストレスを受けると自律神経系、内分泌系、免疫系のひずみが起こり、身体的な病的症状や精神能力の低下などが現れる。

 ストレスから解放される手段には、毎日の入浴と快眠、週末の趣味で過ごす休養がある。「休養」とは日常生活で酷使されている体の組織・器官をやすめ、日ごろあまり使われていないこれらを働かすことである。したがって、日常生活圏の中で人間の五感を適度に刺激する「趣味」で過ごすことが週末の休養である。「休養」の場としては、公園(森林公園、動物公園、海浜公園)などの施設がある。アウトドアライフは歩行が主となる「大気浴」であり、さらに趣味が加わり釣り、キャンプ、ハイキング、ピクニック、ゴルフ、登山、スゥィミング、寺社めぐりなど自然環境内での活動が運動と休養になる。生活者の日帰り、一泊、など短期間の利用は休養となる。地域住民の休養の場でもある。

 しかしながら、長期に溜まった疲れ・ストレスから解放されるためには、一年の生活の間に転地「保養」が必要となる。「保養」とは単なる疲労を除くだけを目的とする「休養」とは異なり、日常生活圏から離れる転地滞在により心身機能の回復、維持、増進を図り、また、生活習慣病の予防の目的を持って休養(表−1)、栄養、運動の健康づくりを実践することであり、その場所が温泉保養地で生活習慣の調整と健康を学習する場所である。

 温泉水と温泉地の要素(図−1)を利用して、慢性疾患の補完療法、相補療法を行うのが療養であり、機能回復訓練をするのがリハビリテーションである。

 転地により自然環境、温泉入浴など温泉地の要素の総合的刺激を受けることで、ストレスで調和が乱れていた自律神経系、内分泌系、免疫系が調整されその系が正常化されてくる。その期間は転地後5日から約1ヶ月とされている。したがって保養のための転地滞在期間は少なくても5日以上が望まれる。


表−1 休養の分類と意義 「休養のあり方に関する研究班報告書」 厚生労働省




図−1  温泉地の要素 (1995.植田)



3.温泉保養地の施設
 本来の温泉地の利用目的は休養、保養、療養、リハビリテーションである。したがって優れた温泉保養地の条件は、その目的に応じた自然環境、施設、人的、技術的条件が整えられねばならない。また、温泉地における健康教育もまた重要である。健康を志向し慢性的悩みを持った人たちに必要な、適応した生活の仕方への動機は、まさに体験的学習そのものである。保養者、療養者の体験、グループでの会話などコミュニケーションにより日常生活の心理的、社会的負担からの解放である。

 
(1)宿泊施設

 保養、療養を主とする宿泊施設に望まれるのは、遊興的な事柄の回避、または制限である。簡素でも清潔な部屋と浴室。土地の旬のものを材料とした家庭料理の提供などである。
 
(2)運動施設

  1)保健体操のための適切な器具、用具、備品を備えた屋外、屋内体育館
  2)遊歩道、歩行者優先道路 並木道など
  3)子供の広場
  4)屋外・屋内プール
  5)海水浴
  6)その他テニス、ゴルフなどのスポーツ施設

(3)休養施設

   コミュニケーションの場所
  1)憩の場所(公園、ベンチ、芝生広場など)
  2)空気浴、日光浴、芳香浴、森林浴の施設
  3)足浴、手浴の施設
  4)飲泉の施設
  5)その他展望台など

(4)浴施設

  1)かかり湯(かけ湯)、かぶり湯

 入浴前に温泉水を浴びるための設備。
 入浴前の準備として、血管を拡張させ血圧の急上昇を予防するための浴槽で、40℃未満、42℃の貯湯槽が備わっている。足部、下腹部、胸部、頭としだいに上部へ40℃未満の湯をかけ、次いで42℃の湯を同順位でかけ平均それぞれ 5〜10杯とする。温浴反応に対して身体に準備を与えるのが目的である。シャワーでもよい。また、公衆衛生上、身体の汚染を流す目的もある。入浴初期の血圧上昇による事故、特に浴客が屋外より頭髪および足元に付着して浴槽内に持ち込むレジオネラ菌感染などを防ぐなど。

  2)半身浴、全身浴槽

 半身または全身の入浴を行うための浴槽で循環器系、消化器系、神経系、内分泌系、代謝系などの機能を高めたり鎮めたりするための浴槽。1つの浴槽で腰をつけた場合は、深さ60cmで全身浴となり、腰掛けた場合は深さ30〜40cmで半身浴となる浴槽。半身浴は静水圧の心肺に及ぼす影響を少なくするため、利用者が腰掛けた場合、水面が横隔膜の高さより低く設定される。温度は40〜42℃に設定される。
 高齢者、子供、病後の静養の他、心臓、肺、血圧に異常のある人は半身浴がよい。

  3)圧注浴、渦流浴槽

 動水圧により身体の表層を刺激し、血行を促進させ筋肉の代謝を高めるための浴槽。
 温泉水を噴出させるための装置が備わっている。深さは概ね85cm、中腰で肩まで入浴できかつ自分で動水圧を受ける部位を調節できる。温度は37℃付近に設定される。

  4)気泡浴、泡沫浴槽

 気泡により身体の表層を刺激し血行を促進するための浴槽。
 気泡発生装置が組み込まれて、気泡が浴槽全体に行き渡らされた構造になっている。気泡を皮膚に当てることによりマッサージ効果がもたらされる。深さは40〜50cm、温度は37℃付近に設定される。圧注、渦流、気泡が一つの浴槽に設備されたジャグジーがある。肩凝り、腰痛、四十肩、五十肩など筋・関節の痛み、冷え性、ストレス解消などによい。

  5)箱蒸し、蒸気浴槽

 箱蒸し、蒸気浴(蒸し風呂)。蒸気に蒸される浴法で温泉水の全身浴に比べて心肺の負担は小さく、発汗作用を促すことにより新陳代謝を促進するための設備。
温泉水の蒸気、場合によっては加熱して蒸気を発生させ浴室内に充満させるための装置が備わっている。蒸気浴室の室内温度は概ね50℃である。
 蒸気浴(蒸し風呂)は蒸気浴室の全身浴であるが、箱蒸しは腰掛けのある箱内に蒸気を充満させ頭部を外に出す装備である。箱内温度は概ね60℃であり、発汗処理装置、腰掛洗浄装置が備わっている。肥満、高血糖、神経痛、ストレス解消などによい。

  6)寝湯(寝浴)

 心身の安静を主たる目的として仰臥した状態で入浴を行うための温泉浴槽。
 静水圧の影響及び温熱による刺激を緩和することにより、心肺に過度の負担を掛けることなく、温泉水の効能を十分身体に及ぼすための浴槽。温度は37℃付近に設定される。滑り止め、肘掛けが備わっている。
 高血圧、ストレス解消によい。

  7)打たせ湯、滝湯

 温泉水をある高さから落とし身体の一部に圧注する装置。
 温泉水を落下させることにより、身体の部分を刺激しマッサージ効果をもたらし、血液の循環を良好にさせ、筋肉の代謝を高めるための設備。高さは概ね平面より 3mである。身体の部分にかける水注圧の強さは、身体の姿勢を上下して調節する。
 肩凝り、腰痛、四十肩、五十肩などによい。

  8)運動浴槽

 静水圧、浮力、水の粘性を利用した水中運動が可能である浴槽。高齢者、ハンデキャップを持つ人の筋力を高め関節の可動領域を拡大する運動が可能である。また、有酸素運動が陸上に比べて容易にできる。温度は30℃付近に設定される。

  9)その他の浴施設

 歩行浴槽、温・冷交代足浴槽、サウナ(高温乾燥熱気浴槽)、噴出浴、波浪浴、芳香浴を行う浴施設などがある。


4.温泉保養地におけるサービス

 生活者の保養、療養を成功させるには、その温泉地における滞在プログラムの充実が求められる。そのことがその温泉地のサービスにつながるものである。温泉地の各施設を連携させた滞在プログラムにより、そのプログラムを実践するための指導員、アドバイザーなどのマンパワーが充実してこそ、温泉保養地のサービス、ホスピタリティーが成り立つ。

(1)自然条件等を活用したプログラム

1)活用すべき自然環境

 日本国は海に囲まれ、北海道から沖縄にかけて南北に長くつらなり、しかも山あり樹葉に覆われた森林、湖水、河川、滝、温泉などに恵まれている。したがってさまざまな気候、風土に特色のある温泉保養地が設備される条件に恵まれているといえよう。このような自然環境でのプロ グラム作成についての内容、構成、方法など多岐にわたる。

 自然環境を活用する場合、下記の区分に分けられ、生気象学的に身体に及ぼす影響がそれぞれ異なるものである。

 平地;内陸気候 海抜 400〜500m以下
 森林;森林内気候 樹葉で覆われた環境
 山岳;山岳気候 中山(標高 500〜1000m以下)高山(標高 1000 〜1800m)
 海洋;海洋気候 海上、海浜

2)プログラムの要素

  A 自然の恩恵
    日光浴;木洩れ日の日光浴.
    水 浴;淡水浴、海水浴、温泉浴、水中運動、歩行浴など.
    大気浴;森林浴、芳香浴、有酸素運動、呼吸運動、ストレッチ、筋力増強など.

  B 提供メニュー
    動的趣味と静的趣味
    食 事;その土地の旬の食品.
    教 育;健康講座、社会文化的講座、趣味の教室など.

  C 内容、方法、構成および時間.
    対 象;年齢層、社会層、利用者の心身の状態により提供プログラムの内容、方法、構成および時間を決定する.
    場 所;その土地、規模により日光浴、水浴(淡水浴、海水浴、温泉浴、水中運動、歩行浴)、大気浴(森林浴、芳香浴、有酸素運動、呼吸運動、歩行運動)など提供プログラムの内容、方法、構成および時間を決定する.

  D シーズン;その土地の気候により提供プログラムの内容、方法、構成および時間を決定する.

  E 週間プログラム;子供と親のためのお遊び会、母と子のための体操、その他趣味の種類で映画や、体操、水泳、料理教室など.

  F 月間プログラム;テニス、卓球大会、コンサート、各種展示会など多様である.

3)プログラムの基礎

  A 利用者の構造
 毎日(滞在客)、平日(一週間のうち何日か)、週末か月一回程度

  B 利用者のリズム
 プログラムはこの利用者のリズムに合わせて調整する。週末のプログラムの有効性が大切となる。構成と内容は短期で開放的であること。つまりとっさの利用を可能にしなければならない。かといってもプログラムは毎日、あるいは毎日あるいは頻繁に訪れる利用者も考慮しなければならない。集中的な参加ができるようになればそれに応じた長期の利用が可能になる。

  C 学習プロセス
 こうした条件が整えれば、温泉保養地はさまざまな機能的学習プロセスの基といえるし、またそうなる可能性も秘めている。いわば遊び半分にそれぞれの行為と結び付いているプロセスである。

4)プログラムの具体例

 以上を踏まえて様々なプログラムが構成される。

  A 平地または森林環境(海抜 800mまで)

   第一日:到着‐休息‐オリエンテーリング‐自由時間‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第二日:起床‐入浴‐体操、散歩など軽度の運動‐朝食‐休息‐静的または動的な趣味‐昼食‐休憩‐静的または動的な趣味‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第三日:起床‐入浴‐朝食‐一日観光‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第四日:起床‐入浴‐朝食‐静的または動的な趣味‐昼食‐休憩‐静的趣味‐夕食‐‐入浴‐談話‐就寝.
   第五日:起床‐入浴‐朝食‐休息‐体操、散歩など軽度の運動‐帰宅準備.

 温泉入浴の場合は、露天風呂、温泉入浴と飲泉でそれぞれプログラムがある。

   静的趣味;音楽、美術観賞、クッキング、読書、写真・ビデオ制作、絵描き、観光・名所巡り、ピクニック、緑陰でのレクリエーション(森林浴),ミーティング、バーベキューなど。

   動的趣味;エアロビクス、ストレッチング、パワーアップ、スイミング、水中運動、歩行浴、ウオーキング、ビリヤード、ゴルフ、卓球、テニス、バドミントン、ゲートボール、ソフトボール、乗馬、サイクリングなど。

   教  育;静的または動的な趣味の時間帯に行う。

  B 高地(海抜 800m以上)

   第一日:到着‐休息‐オリエンテーリング‐自由時間‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第二日:起床‐朝食‐休憩‐静的または動的な趣味‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第三日:起床‐朝食‐休憩‐静的または動的な趣味‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第四日:起床‐朝食‐休憩‐静的または動的な趣味‐昼食‐休憩‐静的趣味‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第五日:起床‐朝食‐休憩‐体操、散歩など軽度の運動‐帰宅準備.

 温泉入浴の場合は、露天風呂、温泉入浴と飲泉でそれぞれプログラムがある。

   静的趣味;写真・ビデオ制作、絵描き、キァンプファイヤー、ミーティングなど。

   動的趣味;スキー、スケート、登山、ハングライダー、ピクニック、ウオーキング、渓流釣りなど。

   教  育;静的または動的な趣味の時間帯に行う。


  C 海浜

   第一日:到着‐休息‐オリエンテーリング‐自由時間‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第二日:起床‐入浴‐体操、散歩など軽度の運動(海の空気浴)‐朝食‐休息‐静的または動的な趣味‐昼食‐休憩‐静的または動的な趣味‐夕食‐入浴‐談話‐就寝
   第三日:起床‐入浴‐朝食‐一日観光‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第四日:起床‐入浴‐海の空気浴‐朝食―静的または動的な趣味‐昼食‐休憩‐静的趣味‐夕食‐入浴‐談話‐就寝.
   第五日:起床‐海の空気浴‐朝食‐休息‐海の空気浴‐帰宅準備.

 温泉入浴の場合は、露天風呂、温泉入浴と飲泉でそれぞれプログラムがある。

   静的趣味;海の空気浴(音楽観賞、読書、写真・ビデオ制作、絵描き)、観光名所巡り、ピクニック、緑陰での日光浴・レクリエーション,クッキング、バーベキュー、ミーティングなど。

   動的趣味;波浪浴、ボート、ヨット、ビーチスポーツ、水上スキー、スキューバーダイビング、ゴルフ、テニス、トローリング、磯釣りなど。

   教  育;静的または動的な趣味の時間帯に行う。



注意:

 ウオーキングは、粉塵のない閑静な森林傾斜地を利用する。勾配度 2.5度から 7.5度までを軽度、7.6 度から12.5度までを中程度、12.6度以上を高度とする。

 日光浴は、温暖な季節には、森林、草原、渚、浜で行う。ただし、午前11時から1 時までと午後 2時から 4時まで。6,7,8 月は午前10から午後 2時を避け木洩れ日の日光浴とする。海浜では、頭部と顔には直射を避ける。夏季は午前8時まで、海水浴は7,8月は午前10時から午後 2時を避ける。冬季は午前11時から午後 2時の間。水の補給を十分に行う。発汗が激しい場合は中止する。

 空気浴は、冬季は気温10度以上、夏季は 2時間まで、いずれも風の強いときは中止。 


5.温泉保養地におけるマンパワー

 温泉保養地において生活者の健康づくり、保養、療養を成功させるにはマンパワーの充実が大きな要素となる。
 温泉保養におけるプログラムの作成・検討
 滞在者の参加プログラム指導
 健康教育、健康講座
 食事指導
 温泉入浴指導など
 温泉保養・療養のアドバイザーの教育
 温泉地の滞在プログラムについては、その温泉地の有資格者の参加が望まれる。有資格者
 温泉療法の専門医である温泉療法医
 リハビリテーションの専門医
 心療内科、整形外科、リウマチ専門医、など医師
 管理栄養士、栄養士
 理学療法士
 健康運動指導士、健康運動実践指導員
 温泉利用指導者、温泉入浴利用指導員
 保健師、看護師など

以上述べたように、生活者に対する健康サービスを温泉地の人的資源や、施設・環境資源を活用して、どのように再構築するかという課題に取り組むことが温泉地に強く望まれる。



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