本格的に温泉療養を考えた場合どう有るべきか。
皆様のご意見をお伺いしたいと思いまして、まずは、私どもの実施してきた過程を述べさせていただきます。
私どもの源泉を中心とした症状別の入浴方法を考えましたのが次の通りです
第2段階と致しまして自然浴との組み合わせを考えましたものが次のとおりです。
第3段階では、温泉療法は、自然療法の一つとして位置付け、できるだけ多くの方法を情報源としてそのノウハウを蓄えたい。温泉療法に他の自然療法を組み合わせることにより、本格的な湯治プランの作成が可能となるのではないかと思い下記の様な計画をしておりますが、皆様のアドバイス等よろしくお願いいたします。
これまでに調べた事例報告
生体術矯正法 高橋みちお先生著 昭和3年初版
連動操体法 根本良一著
これらの施策をバランス療法と位置づけて参考にしています。
(個人的にはオステオパシーに似た整体法をマスターする為のコースを受けております。)
ではなぜ、体のバランスにこだわるのかと言いますと、骨格等のバランスが取れている人は病気になり難い、つまり姿勢のいい人は健康だということです。加えて、連動操体法による大腰筋・外腹斜筋・内腿部上側・下部側の緩和をはかることによる療法を加えることで、よりリラックス効果を主体とした入浴法を提供できるのではと思います。例えば、坐骨神経痛で痛がっている人にリラックスしてお入りくださいといっても、なかなかリラックスモードにはなれないと感じた事がたくさんあるからです。ですから、体のゆがみの矯正や緩和を自分自身の力でバランスを取り戻す方法を自然療法の一つとして作り上げたいと思います。ただし上記の施策は医療行為にならないことが前提です。
生体術矯正法の基本は、自分自身一人でする施術です。
体のゆがみ発見法
体を左右に分け、重心がかかっている側を見つける(不正があるほうは、重心のかかっていない側です)
重心側:肩こり・肩や骨盤が下がる・手を組ませると重心側親指が上・重心側から起きる・尻大きい・背中が高い・へそも重心側にずれる・重心側の目は細い・あぐらを組むと重心側の足が高い・歩くとき重心側の足の出が悪い・階段の第一歩は重心側・かかとに重みが掛かるので靴底が減っている・腰掛けると重心側足を上に置く
連動操体法はパートナーが必要です。
風呂の中でできる療法
お腹さすり『内臓マッサージ法』 『リンパマッサージ』
『指マッサージ』 『風呂の中で体そらす』
食事診断法
今勉強中ですがマクロビオティックで陰・陽の体系から食事・メニューを考えたい
今年度中に完成する多目的ホール〔約50畳〕で10科目ほどの教室を作りたいのですが、温泉利用プログラム型の健康増進施設認定の為の健康プログラムの一つとしてこれらを盛り上げて生きたいと思います。
温泉セラピスト
温泉セラピストは、お客様の体調や症状を伺い、源泉を中心としたお風呂の入り方、入浴時間のアドバイスを行っております。
源泉の入り方・・・お客様の体調に合った一番入り易い所(冷、低、温源泉)に30分位を目安に入って頂きます。30分入浴して頂くことで、血液循環を促進し、体内環境をアルカリ性に傾けます。お客様にはできるだけリラックスしていただき、身体を冷やさないよう無理なくストレスにならない入り方をお勧めしております。
症状別の入り方・・・例えば腰痛の方 痛みを緩和するように、まず源泉に入って、その後、打たせ湯で痛みのある所を探し、その周りに打たせ湯を行い、最後はぎっくり腰防止の為に、冷源泉に入り筋肉を引き締めていただきます。
女性の立場から考え、源泉を利用した「源泉美顔パック(フェイスマスクセット)」を販売し、好評を得ています。源泉が肌の角質をきれいにし、ナトリウムイオンで肌表面を覆い、保湿効果を高める作用に加え、炭酸と二酸化炭素により、一瞬にして肌表面の毛細血管を拡げ、老廃物を排出します。源泉に入りながら 10分〜15分で手軽にできることもあり、リピーターも増えつつあります。
これからも、源泉を利用した特徴ある入浴法や、美顔法を考えていきたいと思います。
日帰り温泉施設 増富の湯 http://www.mall-21.co.jp/masutominoyu/
財団法人 みずがき山ふるさと振興財団 http://www1.ocn.ne.jp/~masutomi/index2.html
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